Appleより、待望の探しものトラッカー【AirTag】が発売されましたが、AirTag以前に探しものトラッカーはすでに多くのメーカーから商品が発売されています。
「よくモノを失くすからどうにかしたい。」と調べた人なら一度は【Tile】という商品を目にしたことがあるのではないでしょうか?探しものトラッカーと言えばの【Tile】と、新たに登場した【AirTag】を実際に比較して徹底レビューしていきます。
Tileよりいいの?
すでにTileを持ってるけどAirTagを買う必要ってある?
こんな疑問を本記事で解決してきます。
この記事でわかること
- AirTagのいいところ
- AirTagの惜しいところ
- Tileとの比較
- あなたにはAirTagとTileどっちがあってるか?
それでは本題に入る前に、AirTagとTileで悩んでいる方は下図の質問に答えて、どっちがあなたに合っているか見てみよう!
AirTagの製品仕様と注意点
AirTagは失くしてしまった持ち物をお使いのiPhoneやiPadから探すことができる魔法のアイテム。
大切なものに付けて使います。
まずは、製品仕様とAirTagの強みを解説。
(すでに分かっている人は次に飛ばしてください。)
AirTagの仕様
サイズと重量 | 直径 : 31.9 mm , 厚さ: 8mm , 重量11g |
耐久機能 | 防沫、耐水、防塵 (最大水深1メートルで最大30分間) |
接続 | Bluetooth , NFC |
スピーカー | 内蔵 |
バッテリー | CR2032コイン型電池(交換可能) |
センサー | 加速度センサー |
互換性 | iOS 14.5以降のiPhoneおよびiPod touch iPadOS 14.5以降のiPad |
ここで要注意なのはAndroidユーザーの人は残念ながら、使用できないので、やはりTileやMAMORIOなどの商品が選択肢になります。
AirTagのココがすごい3選
AirTagが他メーカーの探しものトラッカーより優れている点は大きく3つ!
- 設定のしやすさと、純正アプリで完結
- UWBによる超正確な位置確認
- 数億台のAppleデバイスが追跡のお手伝い
それぞれ解説していきます!
ココがすごい①:設定のしやすさと、純正アプリで完結
Appleデバイス専用ということもあり、設定は30秒で完了。
iPhoneとAirTagを近づけるだけでペアリングができます。
実際にAirTagの位置を確認する方法は、純正アプリ「探す」に統合され、すぐにAirTagの位置を確認できます。
ココがすごい②:UWBによる超正確な位置確認
Tileなどの他メーカー品の場合、だいたいの位置情報と音での確認しかできないが、iPhone11以降で最新OSにしていると、さらに正確な情報を方向と距離で教えてくれます。
財布の中に入れていてもしっかり場所を教えてくれます!
(ただ、近づくと手に微細な振動が。痺れてるような感覚になって変な感じ…)
ココがすごい③:数億台のAppleデバイスが追跡のお手伝い
自分以外のiPhoneやiPadなどのデバイスが、紛失したAirTagの側を通りすがると、「ここにあったよ!」と位置情報を更新してくれます。
日本人の7割がiPhoneユーザーなので、全国どこでも見つかる安心感。
また、事前に登録していたメッセージや連絡先を読み取ってもらうこともできます。
上記のメッセージはAndroidでもNFCで読み取ることができるので、心優しい人から連絡がくることもあるかもしれません。
AirTagとTileを比較して感じるおしいポイント3選
非常に高性能なAirTagですが、Tileと比べたときに「おしいな!」と感じるポイントが以下の3つありました。
- 厚みと重量
- キーホルダーとして使うには別途アクセサリーが必要
- 双方向性トラッキングがない
それぞれ解説していきます。
ココがおしい①:厚みと重量
平面としての面積はTileのほうが大きいが、わずかにAirTagよりも薄くて軽い。
仕様比較 | AirTag | Tile |
---|---|---|
直径 | 直径31.9 mm | 35×35 mm |
厚さ | 8 mm | 6.2 mm |
重量 | 11 g | 7 g |
AirTagを財布に入れたい場合は注意が必要かもしれません。キャッシュレス時代のコンパクトな財布を使っている場合は、購入前に硬貨を4・5枚重ねて試してみましょう。
ココがおしい②:キーホルダーとして使うには別途アクセサリーが必要
Tileは本体にストラップ用の穴があるので、キーホルダーとしても使えるが、AirTag本体に穴はなく、表面も球体のため、粘着テープでの固定も難しいです。
そのため、鍵や鞄につける際は別途アクセサリーが必須。
純正もいいですが、値段も抑えつつ個性を出したいのであれば、他製品がおすすめです。
僕はCYRILLというSpigenの子会社メーカーの商品を購入しました。
ちなみにTwitterのフォロワーさんに教えてもらったNOMADのアクセサリーがイケてました。
海外発送で到着が遅れるので今回は諦め。
用途によってはアクセサリーが必須なため、費用面では圧迫してしまうけど、オシャレを楽しめる点ではイイ。
ココがおしい③:双方向性トラッキングがない
TileはスマートフォンからTileを探すだけではなく、近くにあればTileからスマートフォンを鳴らすことができます。
AirTagにもこの機能は欲しかった。
つまり、肝心なiPhoneを失くしてしまったら
しかしApple WatchからはiPhoneを鳴らすことができます。
Appleデバイスで身を固めれば怖いものなし。
ものを探すことにおいてはAirTagのほうがTileより圧倒的に優れている。
モノを探す仕組みとして、近場のモノはBluetoothで探し、離れているモノは同製品ユーザーからの自動報告(メッシュネットワーク)となります。
Tileはユーザー数をカバーするためにアクセスポイントを多く構えているが、都心部限定。
対して、全国のiPhoneシェア率は約7割。
地方住まいでTileが見つかる可能性は低そう。
【Apple製の探しものトラッカー】ということに大きな意味があります。
性能比較 | AirTag | Tile |
---|---|---|
トラッキング精度 | Bluetoothによる位置情報 U1チップによる10cm単位での方向と距離確認 | Bluetoothによる位置情報 |
コミュニティサーチ (メッシュネットワーク) | 数億台のAppleデバイス | ユーザー数非公表 タクシーと駅のアクセスポイント(東京のみ) |
どちらもおおよその位置情報と音での確認は取れるが、Tileは家の中にあるのはわかっても、AirTagのように家のどこにあるかまではわからない。散らかった部屋や暗所、草むらなどに落とした際は、AirTagのほうが心強い味方になってくれます。
【まとめ】こだわりが無ければ、iPhoneユーザーはTileよりAirTag!
iPhoneユーザーなら、サイズや見た目・価格などで「どうしてもTileがいい!」っていう人以外は、全国どこでも力を発揮するAirTagがおすすめです。
まだ失くしものはしてないけど、今年のベストバイに入りそうな予感です。
過去のベストバイは【別記事:買ってよかったもの】にまとめているので、あわせてお読みいただけると嬉しいです。
【おまけ】トクするAirTagの購入場所と買い方
現在、AirTagを購入するなら、5%ポイントが還元されるAmazonが一番お得です。
さらに1つ3,800円ですが、4つだと12,800円。ここから5%ポイント還元なので、まとめ買いで実質3,040円お得になります。
家族や友人とまとめ買いして分けるとお得にゲットできますね!
コメント
コメント一覧 (2件)
音が小さくてほぼ近くにないと聞き取れない
別室の机の引き出しとかだとほぼ聞き取れる人はいないです
何か方法があれば教えてましいです
仕様上、距離と方位の誘導で近くに来ても見つからない場合に最終的に音で探すもののようです。
AppleWatchからiPhoneを鳴らすくらい大きな音だとすぐに見つかっていいですよね。
今後のアップデートもしくはAirTag2に期待です、、