新型のiPad AirとProはどっちが買いなんだろう?
公式サイトの比較を見てもよくわからない。
iPad Air 4の方が安いし買いな気がするな〜。
そんな悩みを解消します。
金額が安いからと言って勢いで買うと後悔するかもしれません。
この記事でわかること
- 公式サイトに載っていないiPad Air 4とProとの比較
- iPad Air 4を買ってはいけない人
- iPad Air 4に向いてる人
この記事をかいた人
iPad Proのデザインや拡張性を引き継いだ新型iPad Airが発表されました。
見た目もiPad Proと変わりないけど、この価格差は一体何?と思いませんか?
知らないと【購入した後に失敗した…】となるかもしれません。
Apple大好きの僕が解説していきます。
チェックポイント
特にiPadで絵を描きたい人やPCと置き換えしようと考えている人は、iPad Air 4とProの比較を見てから決めたほうがいいです。
購入に悩んでいる方は自分の用途とマッチしているか性能を比較してみましょう。
ちなみに僕は買って後悔なし!
iPad Air 4を買ってはいけない人
iPad Air 4は金額で考えると、とても優れた性能であることはたしかですが、誰にでもおすすめ出来るものではありません。
iPadで絵を描きたいんだけど…?
Apple Pencil 2にも対応して、iPadでイラストデビューしようと思う方もたくさんいると思いますが、ちょっと待ってください。
理由は後ほど説明しますが、下記のような使い方をしたい人にはiPad Air 4は向かないんです…
iPad Air 4が向かない人
- イラスト描きをメインで考えている人
- FPS系のゲーム端末として使いたい人(※特にガチ勢)
- もともとiPad Proを使っていた人
では、なぜこういう人がiPad Air 4は向かないのか、iPad Proとの性能比較をしながら解説していきます。
iPad Air とProの隠された性能比較
まず公式サイトに掲載されているスペックの比較はこちらです。
iPad Air 4 | iPad Pro | |
---|---|---|
ディスプレイ | 10.9インチ 最大輝度500ニト | 11インチ 最大輝度600ニト ProMotionテクノロジー |
チップ | A14 Bionic | A12Z Bionic |
カメラ | 12MP広角カメラ | 12MP広角カメラ 10MP超広角カメラ |
オーディオ | 2スピーカー(片側) | 4スピーカー |
セキュア認証 | Touch ID | Face ID |
LiDARスキャナ | なし | あり |
Type-C規格 | USB 3.1 Gen1 | USB3.1 Gen2 |
こうやって見ると、チップ以外はiPad Air 4が劣っているのがわかると思いますが、よく調べると大事な事実が2つ分かります。
横文字ばかりでなんのことか…と思いますが、結構見逃せない事実です。
詳しく解説していきます!
隠された性能差①ProMotionテクノロジーの有無
この有無で何が変わるかというと、リフレッシュレートに影響がでてきます。
リフレッシュレートとは画面の書き換えの速さで、iPad Proが120Hzに対し、iPad Air 4は半分の60Hz。
有名な検証動画ですが、ペンを走らせたときの字が追ってくる感じが分かりますでしょうか?
ゲームなどでもガチ勢の方であれば、カクつくような、反応が遅いような感じに気づくかもしれません。
ProMotionテクノロジーという文字だけだとわからないですが、実はこんな差があります。
一度でもiPad Proを使ったことがあるのならば、違和感になるでしょう。
こういうストレスからクリエイティブな気持ちが冷めちゃうんですよね。
それでもiPad Air 4が気になる方は店頭で試してみてください。
隠された性能差②Type-C規格
iPad Air 4は端子がUSB Type-Cになったことで外部ストレージと接続することが可能になりました。
しかし同じUSB Type-Cでも中身の規格に種類があります。
この規格について、公式サイトの記載がなく、プレスリリースにのみ記載されていました。
主にはデータ転送速度の違いですが、下記の差があります。
- iPad Air 4 :USB3.1 Gen1(最大速度5Gビット/秒)
- iPad Pro :USB3.1 Gen2(最大速度10Gビット/秒)
実はこの転送速度の規格上、倍の速度差がでています
例として、下記の高速SSD。
多くの人が使っている製品ですが、規格が【USB3.1 Gen 2】。
iPad Air 4 で使用する場合、使えるけど本来の半分の性能しか発揮できないということです。
つまり、iPadをパソコンに置き換えて使うのならば、多くのストレージ容量が必要になりますが、iPad Air 4は最大容量256GB。
外部ストレージに頼るにも転送速度がiPad Proの半分なので、メインPCのように使うことは想定して作られていないことが分かります。
それでも十分速いんですけどね!
続いてどんな人に向いているかと、僕がiPad Air 4を購入した理由を解説していきます!
iPad Air 4はライトユーザーにおすすめ!
ここまで、iPad Air 4が向いていない人について解説してきましたが、僕のようにピッタリな人もたくさんいます。
こんな用途におすすめ
- 娯楽目的(動画鑑賞・電子書籍・ネットサーフィンなど)
- ビジネス(メモ・資料管理・サブモニターなど)
- 勉強(ノート取り・参考書など)
実際に僕は、娯楽目的とメモやMacbookのサブモニターとしての使い方を想定していたので、大画面化したiPad Air 4を見たとき、これは買いだなと思いました。
通常のiPadはApple Pencil第一世代の為、マグネット式の充電や収納ではなく、不格好で全然スマートじゃないんですよね。
ベゼルが太いことも、大きいボディなのに画面が小さい為、持ち運びのストレスと生産性がマッチしない不満がありました。
とは言え、iPadでイラストを描いたり、動画編集するわけではないのでiPad Air 4が僕にマッチしていると思い購入しました。
少しでもお得に高性能なiPadが欲しい方や、今回がはじめてのiPadデビューならば、iPad Air 4がおすすめです!
【iPad Air4とPro比較】公式サイトに載っていない事実【まとめ】
Apple公式サイトでは、詳しく書かれていない。または全く書かれていない性能について、おさらいです。
iPad Air 4とProの性能比較
- リフレッシュレートの違い
iPad Proと比べて画面の遅延やカクツキがある。 - USB Type-C規格の違い
iPad Proと比べて転送速度が半分。
上記のことから、買うべきでない人のまとめです。
iPad Air 4に向かない人
- イラスト描きをメインで考えている人
- FPS系のゲーム端末として使いたい人(※特にガチ勢)
- もともとiPad Proを利用していた人
それでは、どんな用途の方に向いているのでしょうか。
こんな用途におすすめ
- 娯楽目的(動画鑑賞・電子書籍・ネットサーフィンなど)
- ビジネス(メモ・資料管理・サブモニターなど)
- 勉強(ノート取り・参考書など)
やはりiPad Proと比較すれば劣る部分はありますが、iPad Air 4は価格設定からみると非常に魅力的な端末です。
ちなみに、今買うなら、Amazonでの購入が最安です!
現在の一番安く買う方法は、アマゾンギフトチャージでチャージした残高で購入し、ポイントバック。
※プライム会員だと還元率がMAXになります。
お得にiPadが欲しく、用途にも合っているなら検討してみてはいかがでしょうか。
ここまで読んで「わたしにはiPad Proの方が合ってるかも?」という方は、そろそろAppleの整備済製品にiPad Proがラインナップされると思うのでそちらも見逃せません。
詳しくは【記事:Apple製品を安く買う方】にてお得な買い方を紹介しています。
これからiPadについての記事もドンドンアップしていくので、当ブログをチェックしてもらえると嬉しいです。
コメント
コメント一覧 (2件)
誇張抜きで本当に公式が掲載していない事実ですよね。
これ本当にヘビーとライトの間のミドルユーザーともいうべき人たち、外付けSSDが使える!と喜べるような人たち向けにももっと広まっていいと思うので、とても有用な記事だと思います。
今後「2021最新版」「2022最新版」など、似たような内容で何度も記事にしたとしても全然PV稼げそうだなと思いました。
素敵なお言葉ありがとうございます!
読者様に有用と思っていただけるように、今後も鮮度をとリアルを大切に記事を更新してまいります。
コメントいただきありがとうございました!